ユメノ画廊
久作の描いた「白髪小僧」の挿絵です。
或る日の山の神様と、ある湖の神様と、
二人の間に生まれ出た、たった一人の大男。
金剛石の骨組に、肉と爪とは大理石。
黒曜石の髪の毛に、肌は水晶血はルビー。
オオ。これが美留藻の姿か。成る程。
美紅姫と少しも違わぬわ。
してこの美留藻の許婚となっていた、
香潮というのはどんな男であろう
すると美留藻は乱暴にも、
突然馬を紅矢に乗りかけて、
逃げる間もなく踏み躙り蹴散らして、
大怪我をさせてしまいました。
先ず大丈夫。